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建設業許可・経審の申請の電子化(4)

入札参加資格申請の電子化


 これまでは経審の窓口で同時に、指定様式に証紙を貼付したものを、入札参加資格申請書類一式と併せてご提出の上、申請いただいていました。

 

 長崎県の発表によれば、年明けて今年の経審を受審された方々はご存知かと思いますが、経審と切り離されております。要旨、下記の表のようになります。


 

項目 変更前 変更後
申請受付  経営事項審査受付と同日  登録年度の前年の10月から11月頃
申請方法 対面にて書面一式提出で申請 電子申請

 上記のような経審の県庁舎での対面方式は来年廃止とのことで、同様に、入札参加資格申請も電子申請化します。

 

 入札参加資格申請は県独自のシステムが今秋スタート予定です。ですので、執筆時現在はサイトも要項(要領)も未公開です。具体的には、9月に要項等公表、10月から11月頃にサイトの利用開始を想定されているとのこと。

 

 ➡ ちなみに、利用要件となっているgBizIDプライムは国・県のシステム共に兼用可能だそうなので、取得しておいて損はないものだと思います。

 

※ 経審には、来年は紙の郵送で受審する選択肢が残っておりますが、入札参加資格申請は電子一択だそうです。ご注意ください。


(蛇足)

 

  内部試験に通って、最近経審委員(県庁官僚の方々のような最終的採点者ではなく、窓口の不備チェックですが)をさせていただく機会に恵まれた者としては、事業者の方々と同じく青天の霹靂です(汗)。

 ともあれ、審査する側の一端を、末席としてであれ経験できたことを、今後は自分が代理申請の際に活かしていければ良いことだと捉え直しています。