(画像:中小企業庁公式サイト)
今回初めて、写真から中小企業庁のサイトにジャンプできるように設定してみました(汗)。設定変更されていなかった場合に備え、記事末尾にもリンクは貼っておきます。ご笑覧、ご容赦ください。
更新時点現在の同庁による最終更新は先月17日なので比較的新しい情報のはずなんですが、ソーシャルメディアで先端を走ってる方々の証言によりますと(自分は非該当)、金融機関の現時点での判断としてか、「計画書の書ける融資先がさほど多くなく、指導が面倒」だからか、この制度を驚くほどアナウンスしていないんだそうです。クライアントさんたちの反応が鈍い(銀行はそんなこと話してくれてないよ)みたいで…。
なので、差し当たり、勝手に行政の広報をしてみようと。
ゼロゼロ融資の返還開始は、今年の7月から、来年の4月までの間に多発するはずだとの予測を政府は公示しています。
借り換え需要(あるいは果敢に攻める新規事業需要)を見越しての保証制度新設です。
先日更新した建設業許可・経審の電子化と同じく、奇しくも今年の1月10日からスタートしたそうで。
中小企業庁のサイトによると、【なお、本制度の利用に関しては、金融機関または最寄りの信用保証協会にお問い合わせ下さい。】とありますので、(心理的に)金融機関に懐事情を知られたくないと思う方は、ひとまず後者の信用保証協会に相談してみるというのはどうでしょうか。(いずれは経営状況の認識は共有されていくものかもしれなくても。)
珍しく(はないですか?)、「認定支援機関や最寄りの商工会議所」のワンペアを列挙してない推奨の尚書き。
間接的にであれ、この情報がなんらか、コロナ禍ダメージからの経営再建にとってお役に立てれば幸いです。
※ 上記画像からのリンクでジャンプできない場合、念のために、中小企業庁のサイトのアドレスをご紹介します。
👇 このタイプのボタンも冒頭の画像からのジャンプ設定と同じく初設定なので、動かないとちょっと恥ずかしいことになりますが…。
ページ中ほどに、申込要件のpdfも用意してありました。
気軽に覗いてもらうことは施策の利活用の端緒ですし、中小企業庁も望むところだと思いますので、どうぞお気軽に。
※ 後日付記:信用保証協会について
ご存知の方が多いかもしれませんが、念のため簡易説明を付しておきます。
大企業とは異なり、中小企業でいまだ金融機関からの「信用」が確立していない、不足しているという方々のために、「信用」を文字通り「保証」してくれて、債務不履行を万が一にも出してしまった場合でも肩代わりしてくださる組織です。いわば自社のセーフティネットですね。
実は、このセーフティネットというのは、銀行サイドの心理としても当てはまるようです。「将来性を感じるので貸し出したいけれど、不安要素もいくつかある」という場合でも、肩代わりしてくれる存在があるならというひと押しになる…とされています。
とはいえ、肩代わり(法的には代位弁済)してもらったとしても、債務自体は消滅していません。同協会に対して返還していくことになります。また、保証してもらう手数料も必要です。
そういったことを天秤にかけて、「金融機関に対する信用をアップしよう」と判断なさった場合には、下記サイトが役立つかと思います。